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害鳥について
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害鳥が与える被害とは
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鳩は自分の糞がある場所を安全と認識するので鳩が居つかないようにするためにも早急に掃除を行う必要があるのですが、鳩は自分の体重の 10分の1もの餌を食べるため他の鳥に比べて糞の量が非常に多く1日にかなりの量の糞をするので、いくら掃除をしてもすぐに糞だらけになってしまいます。
鳩の糞を放っておくことで生じる被害として、以下のものを挙げることができます。
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1.汚れによって商品が台無しになってしまう
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工場や倉庫では 鳩の糞が商品に付いてしまうことによる損害もあります。
商品そのものの価値が無くなってしまう他気付かずに出荷してしまうと大規模なクレームに発展してしまいます。 また、商品に付いた糞を掃除するにも人の手が必要となってしまい結果として人的コストが かかってしまうこととなります。
1日 1時間程度の掃除を毎日、行ったと仮定した場合膨大なコストが発生している事となります。
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2.アレルギーや病気の原因に
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糞そのものではなく、それによって引き起こされる問題として、アレルギーや病気の発生などもあります。
そこまで糞害により美観を損ねていない場合、糞の処理は軽視されがちですが一度病気が発生してしまうと大きな問題に発展しかねません。
鳩そのものが寄生虫や病原菌を持っていることもありますが、糞が原因で発生・感染する病気もあります。 クリプトコックス症やオウム病などがよく知られています。
このほか、ハトジラミなどはアレルギーの原因にもなるため、糞による病気には注意が必要です。 従業員や入居者様の健康を守るためにもしっかりとした対策が必要です。
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3.美観・清潔感が損なわれる
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鳩の糞は、視覚的・嗅覚的に問題になることもあります。 マンションなどの場合、その美しい外観をウリにしていることもあります。 そういったマンションでは鳩の糞によって美観が損なわれること、糞の臭いによる不快感は十分な被害だといえます。
また、工場などの場合、職種によっては清潔さが特に重要になってくる場合があります。食品加工工場などはその典型です。
こういった職種の場合、鳩の糞によって清潔さが損なわれるのは大きなマイナスとなります。
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4.金属の腐食
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あまりイメージがわかないかもしれませんが、鳩の糞による金属の腐食も問題視されています。
鳩の糞には酸成分が含まれています。少量であればそれほど大きな問題にはなりませんが、大量の糞となると決して無視できる問題ではなくなります。
大量かつ長期間になると、金属を腐食させてしまうほど。 工場や陸橋では鉄骨などがむき出しになっている場合も多く、腐食には十分な注意が必要です。 海外では鳩の糞による鉄骨の腐食が原因で橋崩落事故が起ったという報告もございます。
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5.害虫の発生源になる
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糞そのものの影響もありますが、それによって引き起こされる問題もあります。そのひとつが、害虫の発生です。
例えば害虫の代表例であるゴキブリ。 ゴキブリは鳩の糞まで餌にします。鳩の糞をそのまま放置することは、ゴキブリの食事を用意することと同じなのです。
人間にとって不快なことはもちろん、衛生面でも大きな問題となってしまいます。
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鳩の被害レベル
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鳩被害レベル1 「休憩鳩」
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移動中の羽休めとして、比較的明るい時間にやって きて、滞在時間も短いです。 この時点では被害も 少なく、鳴き声による「騒音被害」や「糞による軽度の汚れ」が中心です。 ただし、この段階で未対策の場合、鳩が安全な場所として認知し、次の段階に進みます。
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鳩被害レベル2 「待機鳩」
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休憩鳩が安心できる場所と認知すると、えさを待っている間や仲間を待つ場所として定住し始めます。 さらに、近くに寝床及び営巣場所として安心できる場所での糞の量が増加し、商品や洗濯物の汚れもおこります。
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鳩被害レベル3 「ねぐら鳩」
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待機鳩として安心した鳩は、ベランダの室外機の裏など 3 方向が囲まれている場所をねぐらとなる安全な場所として認知します。 これまでの明るい時間から夕方から夜にかけて長時間滞在するので、騒音被害、大量の糞による被害など大きな被害へと発展します。
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鳩被害レベル4 「巣作り鳩」
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ねぐら鳩を放置すると多くの場合、巣作り鳩に発展します。 これは、巣を作り、頻繁に繁殖する鳩が安全な場所を時間をかけて選定しているのですから、仕方ありません。 こうなると、一度安全な場所と認識した鳩は、帰巣本能・縄張り意識により、簡単には出て行きません。 また、長時間滞在するためレベル3同様、大きな被害が発生します。
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